アウト ガレリア “ルーチェ”

イベント期間中、午前12〜午後6時 休館日 月、火曜 (祝祭日除く)

465-0053 名古屋市名東区極楽1丁目-5番 オリエンタルビル極楽NORTH2F

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主  催
アウト ガレリア “ルーチェ”

特別協力
The Moulton Bicycle Company 
後  援
駐日英国大使館 国際通商部

協  賛
ダイナベクター / モールトン・オーナーズクラブ・ジャパン
フルボ・デザイン / ミニマルヤマ / 月刊バイスクル クラブ 月刊サイクル スポーツ
月刊 カー・グラフィック オートカー・デジタル /月刊 カー・マガジン
国際貿易 / 高原書店 / ゼロクラフト / スピードショップ FII

監  修
ガレリア・アミカ../../Event.html

『私の自転車との恋愛関係は、1956年のスエズ動乱に端を発した石油危機ではじまった。私は、サイクリングの高エネルギー効率に目覚めた。 当時、私はミニとして知られる小型自動車の創造者である盟友 アレック・イシゴニスに協力し、革新的サスペンションの開発に従事するというエンジニアとしての最大の幸運に恵まれた。以来40年、今日にいたるまで私の自転車に対する愛情は絶えたことはない。』

───アレックス・モールトン───


アレックス・モールトンは英国ならではの紳士であり、技術者である。モールトン家は曽祖父の時代にゴム工業で成功し、ウィルトシャー州ブラッドフォード・オン・エイヴォンの町を見下ろす丘の上の17世紀に作られた壮麗な屋敷を住まいとした。

今回の主人公たるアレックス・モールトンは、ケンブリッジ大学工学部を在学中に、第2次世界大戦下が始まると召集され、ブリストル航空会社において空冷エンジン開発のアシスタント・チーフ・エンジニアとなった。

戦後は曽祖父から続くゴム会社をエイヴォン・タイヤに売却し、自らは相続した屋敷の広大な敷地にモールトン・ディベロップ メンツという技術研究所を開設した。

このお城のような屋敷からは、さまざまな研究成果が発信されたが、とくに有名なのは初代ミニに採用されたラバーコーンによるサスペンションであり、新たな発想から生まれた自転車であった。ダイヤモンド型フレームという自転車の定石や大径タイヤ に疑問を持ち、研究開発を推し進めて、独自のF型フレームに小計の高圧タイヤを装着したモールトン・バイクが生まれた。

ミニが自動車の世界において、革新的な存在として新たなひとつのジャンルを築き上げ、それが多くの人々から受け入れられて、現在でもそのコンセプトやデザインが継承されたクルマが生産されているように、モールトン自転車も、革新的で、しかも多くの熱烈な信奉者を獲得した。


今回のAuto Galleria LUCEの企画展ではモールトン博士が生み出したミニのしなやかな足回りにも注目しつつ、モールトン・バイスクルのさまざまなバリエーションを展示する。

AUSTIN MINI PROTO TYPE

AUSTIN MINI SEVEN Mk-1

AUSTIN MINI PICK UP

AUSTIN MINI MOKE

MORRIS MINI VAN

MOULTON BICYCLES VERSION

ALEX MOULTON BICYCLE


展示車両../../Event.html
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(1959)

(1961)

(1961)

(1964)

 

(1972)

約30台