KEN OKUYAMA















── Power of Car Design ──
2018.10/20(Sat.)~12/24(Mon.)
 
共  催
KEN OKUYAMA DESIGN / アウト ガレリア “ルーチェ”

特別協力
ヤマザキマザック / ヤンマー / 名古屋芸術大学

協  賛
カースタイリング / 月刊 カーグラフィック / オートカー・デジタル
月刊 カーマガジン / 三栄書房 / Spark Japan
国際貿易 / 高原書店 / ゼロクラフト /スピードショップFII

監  修
ガレリア・アミカ

自動車は誕生した頃から、ヨーロッパでもアメリカでも、馬車に代わる交通機関として発展してきたので、初期の自動車のボディは馬車に似たものだったし、事実、馬車製造業者が自動車のボディを製造した事例も多かった。しかし、だんだんと自動車の形態は馬車のようなスタイルからは離れていった。自動車の高性能化により、空力が重要視されるようになり、主にレースの現場から新しい自動車のスタイルは生まれたと言えるだろう。特に1920年代の終わりから’30年代にかけては流線型が取り入れられた。1960年代まではヨーロッパとアメリカが自動車生産の中心だった。その頃に自動車のデザインをリードしていたのはヨーロッパのなかでも特にイタリアであった。そしてアメリカでは3大メーカーの揃うデトロイトでも、とくにGMのデザインセンターがリーダー的役割を果たしていたものだ。その時代の自動車には、とびきりの個性があったと言ってもいいだろう。その後、自動車がドメスティックなものから、よりインターナショナルものになっていく過程において、自動車のデザインはお互いの影響で、非常に似通ったものになってきた。一言で言えば無個性ということだ。そのためか、イタリアのカロッツェリアというデザイン専門の企業も成り立たない時代にいつしかなっていた。

ケン奥山は、そんな時代において、アメリカのGMで頭角を現し注目され、やがてポルシェのデザイナーとなった。ポルシェといえば、芸術的閃きを優先するイタリアのカロッツェリアとはデザインに対してのフィロソフィーが違い、独自のデザイン哲学を継承してきた。それは機能がデザインを決定するバウハウス的工業デザインである。ケン奥山が、そこから、イタリアのカロッツェリア・ピニンファリーナのデザイナーとなったのは大きな飛躍であるように思われる。しかし、それはケン奥山の内側には、それだけの素質があるということではないだろうか?彼はバウハウス的にこのデザインしかありえないというような究極的に本質的なデザインを構築する力をもともと備えているのだろう。その上で、想像力を羽ばたかせて自由奔放で豊かなデザインを表現する能力にも長けている。その幅広さがケン奥山の魅力であり、さらにいえば、そこには常にピリっとした緊張感が感じられる。一言で言えば真剣勝負なのだ。ぼんやりと周囲に埋没してしまうようなデザインばかりの中で、ケン奥山のデザインが注目されるのは、本質的でありながら、自由で豊かで、しかもエッジが効いている、というトリニティの達成によるものではあるまいか。

ピニンファリーナでの職を全うした後、日本に拠点を移してからのケン奥山の活動は、さらに大きな広がりを我々に見せてくれている。蠱惑的な自動車のデザインに加えて、鉄道や農業用機械、工業製品や家具や日用品にまで及んでいるが、さらに広がりゆく彼の活動を、現時点で俯瞰する機会としたい。

Ferrari ENZO

K.O 7 Type MAZAK

Kode 9

Kode 57

Yanmar YK650MR

Yanmar YT5113A


展示車両

(2002)

(2008)

(2013)

(2013)

(2015)

(2017)

アウト ガレリア “ルーチェ”

イベント期間中、午前12〜午後6時 休館日 月、火曜 (祝祭日覗く)

465-0053 名古屋市名東区極楽1丁目-5番 オリエンタルビル極楽NORTH2F

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